経営理念!?!?
昨日、久々にフィギュアスケートの選手が来院されました。
小学生の頃から、時々ケガをした時に来院されます。
特に足のケガが多く、普段あまり見ないような足関節の症状でよく悩まされました(笑)
体操の選手をみることが多かったので、体操でのケガの内容はそれなりに把握していたのですが、種目が変わるとこうも症状も変わるのかと、当時色々とフィギュアスケートの勉強をしたものです・・・汗
毎朝、登校前に朝練をして、夕方も練習。
そんな彼も、もう中学生。
すこしニキビも出てきて、子供から大人になりつつあるんだなぁなんて少し感慨深い気持ちになりました(笑)
今回の症状は、「股関節」
問診と運動検査で、罹患筋の特定をして「いざ!施術!」
まぁ・・・一回で完全にはよくなりません・・・
治療の計画を伝えて、練習での注意点を伝え、夏休みの宿題をしていないことを咎めて帰しました。(笑)
脳みそをフル回転させて、汗だくだくになりながら、来月の試合に間に合わせるにはどうしたら良いか?
うん!仕事してるなぁ〜って感じた瞬間でした(笑)
ま、当たり前の事を当たり前にしているだけなのですが・・・
最近、整骨院の経営においての議論を交わすことが多く、「売り方」や「見せ方」「広告」「施術方法」・・・
なんだか楽しくないんですよねぇ・・・(笑)
そー言えば、開院した時、どんなこと思ってたっけと思い出していました。
開院前から開院したての頃は、勢い任せで「治せたら来てもらえる!」だけを考えてたなぁ・・・
そのあと、しばらくしてから「競合店と競合するな」みたいな内容の本を読んで、えらく感動したことを思い出しました。
ざっくりした内容は
「自転車屋さん」
店舗も大きく、沢山のチェーン店を展開する大型企業がある中、町の小さな自転車屋さんが生き残っているのにはちゃんと理由があると。
在庫も抱えず、値引きもほとんど出来ない小さな自転車屋さんは、大型店とは「競合しない」からだと。
大型店にはない「付加価値」を持っているから、価格競争をしなくて済むと。
「付加価値」とは、ショップのサイクリングチームであったり、自転車のメンテナンスについての深い知識やアフターフォローであったり、ショップのお客さんだけの催しであったり・・・
お客さんは、価格の安さで選んでいるのではなく「付加価値」に購入動機をつけられているので、価格競争から離脱出来るのだという内容でした。
当院の強みは、「誰でもすぐに習得できない施術法」にあります。
経営の議論の中では、この強みは「強み」ではなく、「弱み」と評価されてしまうことがしばしばです。
新しく入った若いスタッフが、なかなか施術に参加できないからです。
数字でみると、ほんっっっとに効率悪いです(笑)
売り上げを作ってもらうまでに支払う人件費も、教育に費やす時間も膨大です(泣)
やっとこさ施術出来るようになっても、独立したりと回収前に去られてしまうことも多いですしね・・・
泣き言みたいになってしまいましたが(笑)
それでも、当院は「町の自転車屋さん」を目指していきたいと思います!
脳みそフル回転で汗だくになって得られる患者さんの笑顔が、感謝のお言葉が何物にも代えられない快感なのです(笑)
簡単にはマネ出来ない「職人集団」をこれからも作っていこうと思った今日この頃でした。
※最後まで読んでくださったアナタ!暇人ですね(笑)
あくまでも、ワタシの勝手な独り言ですので・・・過剰に反応しないでくださいね・・・(笑)